おはようございます。
昨日に引続き、草木染の山崎和樹さんのところへいったお話です。
工房の中で、様々な資料を元に、色々なお話をしてくださいました。
こちらの本は、様々な植物で染めた見本切れがついたとても貴重な資料です。
こちらは草木染の糸見本。今では化学染料が主流ですが、昔は科学染料を使わず、様々な色合いを出していました。
同じ桜でも、染めるタイミングによって色が全然異なること。
桜でいえば、枝を切るタイミングはもちろん、切って直ぐに染めるのか、しばらく置くのか。
そして一番心に残ったのは、『草木染は植物から色を頂く事。この色を出したいなど思わず、その時出た色を受け入れる事』ということでした。
僕らが別注で着物や帯を誂える時は、着用した姿や、コーディネートした状態をイメージしていくので、どうしても色に拘ってしまうのですが、あまり拘りすぎず、受け入れようと思います。
また、染料だけでなく、顔料と呼ばれる紅型などに使われる粉末も作れることも教えていただきました。
頂いたアドバイスのお陰で、桜染めの可能性が広がりました。
最後に工房の前で山崎さんと写真を。
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