当店が2009年から製作、販売をしてきた大岡川の桜染めの着物と帯。
テレビ放送のお陰もあり、全ての着物と帯がお客様の元に旅立ちました。
テレビ放送の前から、父とはまた作る?どうする?とは言っていたのですが、テレビ放送やその後のドタバタで話が進まず。
8月に入り、父と話し、『また作ろう』という結論に。
ただ、もう10年近く前で、当時染めて頂いた作家さんも現在は引退された様で、資料もほとんど無く、父の記憶も曖昧。
そもそも桜から抽出した染料で何が出来るのか、そこから考えていこうということで、草染め研究家の山崎和樹さんの元を尋ねました。
山崎さんは、祖父の山崎斌(あきら)さん、父の山崎青樹(せいじゅ)さんと、草木染の研究、作品作りをする家系に生まれました。
祖父の斌(あきら)さんは、草木染という名称を考案した草木染の第一人者、父の青樹(せいじゅ)さんは
現代の名工や、藍田正雄さんと同じ、群馬県重要無形文化財保持者に選ばれた染色工芸家です。
現在は川崎市の柿生(かきお)で、草木染の研究をなさっています。(山崎さんの工房についてはこちら)
工房の敷地内では、様々な植物を栽培しています。
既に伐採されてしまいましたが、桜の木も生えていたようです。
工房の隅では、藍甕で藍を立てていました。
敷地内のビニールハウスでは、息子さんの広樹さんが、翌日のワークショップの準備をされていました。
この自然豊かな敷地の中で、山崎さんは、草木染の研究と普及活動を行っています。
この中で色々なお話を伺いました。
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