おはようございます。
昨日は川崎までお芝居を見に行って来ました。

今日は、暑い時期の強い味方、麻の平織り長襦袢です。


麻で涼しいのはもちろん、平織りなので、単衣時期にも着易いです。

麻は調温、超湿性にすぐれ、夏着物や長襦袢に用いられます。
さらに、わざとシワを付けることで、生地に凹凸をだして、肌に触れる面積を少なくして、涼感をだします。
これがいわゆる小千谷縮です。

ですが、そのシワがあるため、盛夏のものというイメージも強いです。

今回の長襦袢は、あえてシワをつけず平らに織っています。
近くで写真を撮ってみました。小千谷縮などに見られるシワが無いのが分かると思います。


凹凸がない分涼しさは減りますが、見た目には麻と分かりにくくなるため、長い間お召し頂く事ができます。
半衿を付け替えれば単衣の時期からでもばっちりです。

個人差もありますが、汗っかきの私は、5月~10月ぐらいまで着ます。気温20℃を超え始めたら着用していますね。男性の場合は特に長襦袢がほとんど見えないので、歩く距離が長い時や室内で暖房が聞いた場所に行く時は11月でも着ていきます。

今回は夏らしい爽やかな水色と、季節感の無い薄いピンクです。

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