今日は珍しく1日2投稿。
文章だけで読みにくいとは思いますが。

先日、あるチェーン店のチラシが家に入っていました。

ブログに書くか迷いましたが、正しい情報を皆様にお伝えしたいので、記事にします。

まず目に入ったのが

本場大島百亀甲 アンサンブル 参考上代価格850,000円の品 特別価格98,000円!

商品自体の値段はさておき、気になったのは『参考上代価格850,000円』の部分

これはめちゃくちゃですよ。

これだけ見ると、850,000円の商品が95,000?凄い安い!と思ってしまいますが、そもそも参考上代ってなんでしょう?

参考上代とは、小売業以外の会社(メーカー、問屋、輸入元等)が、自分達の供給する商品について設定した販売参考小売価格。メーカー希望小売価格も同じ意味です。
つまり、メーカーや問屋が自社の商品に対して、これぐらいで消費者の方に販売するのが適切ですよとつけた価格です。

これをそのまま受け取ると、この大島紬は、通常だと850,000円ぐらいで売るのが適切ですよ。という事。

そんな事ありえないですよ。
100亀甲の大島のアンサンブルで大体30万円がいい所ではないでしょうか?
どうしたら85万円にできるのでしょうか?鹿児島から徒歩で運んできたんでしょうか?製造元から小売業に来るまでにに問屋さんが10件ぐらいはいっているんでしょうか?
とりあえず高い値段を書いといて、あたかもとてもお得なように見せかけていますね。

そしてもう一つ大事なのが以下の点。『小売業以外の会社(メーカー、問屋、輸入元等)が、自分達の供給する商品について設定した』という部分。
つまり小売業が勝手につけてはダメなんですよね。メーカーや問屋がカタログなどで明記していないとダメです。

ですけど、着物や帯のメーカーさんで、カタログなどに参考小売価格を明記してるところなんて、ほぼ無いですよ。私はこの業界に来て3年ですが、一回も見たことありません。

もしかしたら私の知らないだけで、この大島含めこのチェーン店の今回のチラシに掲載されている100点以上の商品が載っているカタログがあるのかもしれませんが。

ちなみに、小売業が勝手に参考上代をつけて、あたかも安いかの様に宣伝すると景品表示法の不当表示に該当します。

ですから、参考上代や希望小売価格という言葉に惑わされず、その商品自体の価値で判断しましょう。

ほとんどのお店では、しっかりとして値段設定、表示をしていると思いますが、このようなお店があるのは非常に残念ですね。

*参考上代、希望小売価格が悪いのではなく、それが設定されていないのに勝手に値段をつけること、実際の価格と離れた値段を設定して消費者を誤解させる事がダメです。また価格に関しては、あくまで個人の感覚です。

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