おはようございます。
今日は琉球つむぎをご紹介します。
南風原町在住の野原広安さんの琉球つむぎ。
琉球つむぎの大きな特徴はなんといっても約600種類もの多彩な図柄で、王府時代から伝わる『御絵図帳(みえずちょう)』をもとに、図案通りに織れるように計算し、糸の部分部分を色分けして予め染めておく先染めの技法。
琉球つむぎは日本全国の絣のルーツとしても知られていますね。14~15世紀頃に、東南アジアから沖縄に伝わったつむぎは琉球王国で盛んに織られるようになり、その後、江戸時代の日本へと伝わり、薩摩絣、久留米絣、米沢琉球絣、伊予絣などのルーツとなりました。