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こんにちは。
今日の写真は、『菊通し』と呼ばれる柄です。

この柄の凄い所は、反物幅(38cm)の間に、112個の菊の花が染められている事です。

ひとつの大きさが3.3mmぐらいしかありません。

このぐらいの菊の花が、縦13m 横38cmに、まっすぐに染められています。

縦横に規則正しく柄が並んでいる場合、少しでもゆがみがあると、柄が曲がって見えるのですが、この反物にはそれがありません。

この型紙を彫った職人さんも、染めた藍田さんも、どちらの技量も光る反物です。

以前に藍田正雄さんに伺った話ですが、伊勢型紙を彫る職人さんは『染められるものなら染めてみろ』という気持ちを持って型紙を彫るそうです。
そして、染め師も、その気持ちに真っ向からぶつかり、綺麗に染めると。そうすることで、お互いの技術を高めあっていくもんだ、と。
まさにそんな型紙ではないでしょうか。

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