お母様が成人式の時にお召しになられた振袖。
娘さまの成人式を前に、25年ぶりにタンスから出したところ、裾の部分が黄色く変色していました。

白地の部分が茶色く変色しています。

 

白い部分が全体的に黄ばんでいて、所どことシミの様になっている箇所もあります。

着用後にクリーニングをしないで保管しておくと、この様な状態になりやすいです。

この白地の部分は胡粉(ごふん)と呼ばれる貝殻の粉で装飾されています。今回のお手入れでは、新しい胡粉を上から載せることで変色を隠しました。

振袖の変色直し

新しい胡粉と元の胡粉の境目がわからない様に、胡粉の色や置き方を調整しています。

汚れを落とすだけでなく、隠す方法もありますので落ちないと諦めずに、まずはご相談ください。

 

こちらの加工についてのお問合せは045-731-6108へお電話、お問い合わせフォームよりお願いします。

question_002